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ハンドカットログハウス人の手により加工された、丸太のままの木材を積み上げて建築するログハウス。
ルーツはカナダにある為、「カナディアンログ」と呼ばれる事もある。 丸太を積んだ壁の迫力と、木そのままの魅力あふれるログハウス。 だが、その反面、室内に家具が配置しにくい等のデメリットもある。 |
マシンカットログハウス機械で丸太を製材、ノッチ加工等もして建築するログハウス。
人工乾燥が行われ、自然木特有のトラブルが少なく、機械加工の為、精度も高く 建築が容易である。 フィンランドやアメリカ、カナダ等、輸入材料が多いが、国産材もある。 |
ポスト&ビーム在来工法と同じ「軸組み構法」で、かつては防火の規制のかかる街中にログハウス を建てにくかったこともあり、住宅としてポスト&ビームの人気が高まった。
セトリングが起こらず、法的規制も在来工法と同様で丸太組み構法より自由度が高い |
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ログハウスでは、太く通直、そして加工しやすい針葉樹が適している。
海外では、北米産のダグラスファーや、ウエスタンレッドシダ―などが選ばれる。 また、弊社も含め国産材の使用も多くなってきており、通直で流通量の多い、スギ またはより耐久性を期待する場合、ヒノキも使われる。 国産材は日本の古い寺社仏閣がスギ、ヒノキで建てられていることから、日本の 気候風土に最も適しているといわれている |
ダグラスファー 日本名=ベイマツハンドカット・ログハウスの材料として最もポピュラーな樹種。
北米大陸の西部に広く分布し、ロッキー山脈には、ロッキーマウンテン・ダグラスファー、コロラド・ダグラスファーなどの変種も生育する。 年輪の狭いものはイエローファー、広いものはレッドファーと呼ばれることもある。 サイズ、量ともにそろえやすいため、ログ材としても価格が安定している。 粘りがあって強度も高いため、構造材を主として建築用材に広く使われ、構造用合板の材料として、とくに優れている。 名前には「ファー(モミ)」とあるが、分類上はモミの仲間ではなく、トガサワラ属に属する。 |
ウエスタンレッドシダ― 日本名=ベイスギハンドカット、マシンカットともに使われる輸入材。
アラスカ南部の海岸地帯から、ワシントン、オレゴン、カリフォルニアヘと広く分布。 東限は、モンタナ北部のロッキー山脈西斜面。 スギ科の木のなかで最も生育が遅く、樹齢が長いため、大木が得られる。 加工性が高く、軽量なうえ、北米では最も腐朽に強い樹種とされており、米国で製造される木材の屋根板の95%以上が、この材でつくられているという。 そのほか、耐久性と加工性の高さが必要な用途(木枠や箱、棺、サイディング、造船、温室、ポーチの柱など)に加工される。 独特の芳香があり、小さな木片を防虫剤として製品化したものもある。 太い材がそろうので、マシンカットとして使われる場合には、その多くが芯去り材に加工される。 価格が高めなので、ログハウスに使う場合にも、ログ材料費が高くなる傾向にある。 |
スプルースログハウスの材料として使われる、マツ科の輸入材のひとつ。
芯材と辺材 (白太)との差がほとんどなく全体に白っぽい色をしており、材質は軟らかく て軽量。 木目は素直で乾燥しやすく加工性もよい。 ハンドカットのログ材に よく使われる。 ログ材以外には、楽器の響板や家具、仕上げ材、車輪など広範囲に利用 されている。 アラスカ南部からカリフォルニア州まで分布するトウヒ類のシトカスプルース が有名で、この材はかつて、航空機用材として広く用いられていた。 |
スギスギ科スギ属、学名「cryptomeria japonica」とあるように、ヒノキと並ぶ日本を代表する針葉樹。
本州から四国、九州と幅広く分布するが、現在、そのほとんどが人工林で、天然木は少ない。 木肌が非常にきめ細かく、木目が通っているのが特徴。 また、軽軟なため、昔からさまざまな用途に用いられ、ログハウスでもハンドカット、マシンカットを問わず、多くのメーカーでログ材として使用されている。 その独特の木目と芳香、また、ハンドカットでは水圧でピーリングを行うため、美しいつやが生まれ、スギ材ならではのログハウスに仕上がる。 |
ヒノキヒノキ科ヒノキ属スギと並んで日本が世界に誇る針葉樹。
火の木を名前の由来にもち、古代には火おこし用に使われたとされている。 幹は直立、葉は鱗片状で先は鈍く対生する。 また、木肌はつやつやと美しく、独特の香りが特徴。 耐水性・耐朽性に優れるといわれ、数は少ないがログシェルにも使用されるが、そのほとんどはマシンカットである。 また、耐朽性の高さから、土台や外まわりの雨がかりの恐れのある部分に使用するのに向いている。 ただ、耐朽性が高いのは芯のみなので、使用には注意が必要。 さらに、やや堅いが加工性も高いため、床板、天井板、建具などとしても使用できる。 また、こうした建築部材のほか、家具、まな板、おけなどにも昔から使われている。 |
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マシンカットログ材は大きく分けて、【角ログ】、【Dログ】、【丸ログ】、中でも 角ログが最もポピュラーです。
上記の理由は、壁が平らな壁になるという事、丸太を積んだままの凸凹のある壁よりも すっきりと圧迫感もなく、また家具も置きやすく、居住性が高い。 日本でも住宅としてログハウスが認知されはじめたのは、無垢の木の魅力はそのまま にすっきりとしたデザインが実現する角ログの存在が大きいだろう その次にDログ、こちらは、外観のスタイルは丸太小屋のイメージを残したまま、 室内の居住性も維持できる。 |
角ログ | ||
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その名の通り、ログを四角形に加工したもの。よって、ログ壁は室内も室外も普通の壁のように平ら。
シンプルさ、家具や設備が置きやすく、室内の有効面積も広くなる居住性の高さから、住宅用ログハウスで最も人気の高い形状である。 |
Dログ | ||
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ログ材の一方向は丸みを持たせてカットし、残りの三方向を平面にカットしたもの。
アルファベットの「D」のような形になるので、Dログと呼ばれている。 外観は丸太小屋らしい雰囲気になり、室内はフラットな壁になる |
丸ログ | ||
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機械で均一なサイズにした丸型のログ。
マシンカットならではの特性で、施工性の高さとセトリングの少なさを実現しつつ、自然の雰囲気を残したログハウスになるのが魅力。 |
タイコログ | ||
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丸太の上下2面を平らにカットした形のログ。 ログとログの接点が平面なので安定性が有、室内外共に柔らかな曲線が表れ、丸太小屋らしさが出る。 |
ラミネートログ材 | ||
現在、ログ材の主流となっているのが、ラミネートログ材で、複数枚の板材や角材を接着剤で張り合わせたものである。 ラミネートする前の一片一片が薄い為、含水率を下げる事が出来、セトリングや材の割れ、反りといった無垢ログ材の弱点が克服された集成材。 マシンカットログハウスの歴史において、画期的な発明である。 また1本の木を無駄なく使う事が出来るという、エコの観点からも画期的だ。 |
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ログ材の乾燥
木は、内部にたっぷりと水分を蓄えている。 この水分が蒸発する過程で、木が痩せたりねじれたりしてしまう為、防ぐには木を加工前に出来るだけ乾燥させる事が必要 マシンカットのログ材では、通常木を人工乾燥によって含水率20%まで下げる。 ハンドカットログハウスよりも精度が高く、セトリングが少ないのも、住宅としてマシンカットログハウスが好まれる要因の一つだ。 |
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